【Android修理】ASUS ZenPad3 8.0 分解レポートスマホ修理工房
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【Android修理】ASUS ZenPad3 8.0 分解レポート2022-12-24 [投稿店舗]:スマホ修理工房 川崎日航店 修理日記, ASUS, Android修理, タブレット修理, ZenPad,
みなさんこんにちは!
スマホ修理工房 川崎日航店です!
本日は珍しい機種の修理が入りましたのでご紹介致します。
ASUS ZenPad3 8.0 です!
発売日 2016年9月16日
基本スペック
7.9インチQXGA(2048×1536)ディスプレイ
CPU Snapdragon 650 MSM8956 1.8GHz ヘキサコア
RAM 4GB
ストレージ 32GB
メインカメラ 800万画素
当時通話もできるタブレットとして大人気の機種でしたね( ´∀`)
6年前に発売した機種なのでなかなか見かけることも無くなりましたが、本日画面修理でご来店頂きました!
スペック的に問題なく、愛着があるから治したいとのこと、、
物を大事にするって素晴らしい!!と本気で思いました。
綺麗に治してあげたい!!治せるといいな。。
こちらが今回お持ち込み頂いた端末です!!
こなごな_:(´ཀ`」 ∠):
でもめげずに頑張ります!
まずフレームから外します。
周りの溝にスパチュラを刺して一周爪を外します。
フレームはプラスチックなので割とどこからでも入りますが、個体差があるので入れやすいところを探してください。
ドックコネクタ付近はコネコネしすぎると充電できなくなるので注意が必要です。
電源ボタン周りも差し込みすぎると押し感なくなっちゃうので気をつけて外します。
一周爪を外すと中はこのようになっています。
メイン基盤とサブ基盤を繋ぐケーブルがバックパネル側にくっついているので、これを切っちゃうともう大変!
充電出来なくなるし、音も出なくなるしで大惨事。今となってはパーツが手に入るかもわかりません。。
背面から見て右上付近がケーブルの位置なのでヘラの差し込みすぎには注意です。
無事取り外すことが出来ました。
こう見ると半分以上バッテリーですね。w
ちなみに他のAndroidタブレットやiPadとかも中身ほとんどバッテリーです。
タブレットで電池持ちが悪いのは致命的ですからね。。
ZenPadはまだ構造上親切でバッテリーの周りのネジを外すと簡単に外せるのですが、iPadは凶悪です。。
バッテリーの裏がびっしりと両面テープで付いているので剥がすのが超大変です。。
ほとんどないですが本当に発火します。なのでiPadのバッテリー交換は絶対に修理店に依頼してください。
そして今回交換する画面パーツはフレーム一体型のパーツです。
右側が交換用パーツです。
画面とフレームが最初からくっついているパーツなので、それ以外のパーツを移植していきます。
移植するパーツはアウトカメラ、メイン基盤、スピーカー類、マイク類、サブ基盤、バッテリーです。
写真で見ると結構ごちゃごちゃしているように見えますが、ネジの本数も少なく、移植作業はしやすい部類に入ります。
バッテリーは穴あけちゃうと火事になるので注意が必要ですね。
ここで重要なのは、一通り移植してネジは数箇所の仮止めにしておくことです。
万が一この交換用のパーツが初期不良だった場合、全てまた組み直すのは結構精神的にも時間的にもしんどいです。。
あとメイン基盤は人間で言う脳の部分になるので、変えのパーツが存在しません。
メイン基盤内部のNANDフラッシュに本体保存されているデータが詰まっているので、壊したらご臨終です。
分解工程を載せてはいますが、出来ればプロに頼んだ方が良いです。
無事起動確認が出来ました!
各パーツの動作確認をしてから最後まで組み立てます。
スマホは確認する項目がいっぱいあって大変です。
先に確認しておかないとまた分解しないといけなくなってしまうので、面倒でもチェックを怠ってはいけません。
いかがだったでしょうか。以上で分解レポートは終わりです。
結論:結構難しいので出来れば自分でやらない方がいいですww
次回の更新もお楽しみに〜!!
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