【Android修理3連発】HUAWEI/SONY/SHARP製スマホを分解してみるスマホ修理工房
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【Android修理3連発】HUAWEI/SONY/SHARP製スマホを分解してみる2021-10-07 [投稿店舗]:スマホ修理工房 川崎日航店 修理日記, スマホ修理, バッテリー交換, Xperia 修理, HUAWEI 修理, 画面修理, Android 修理 バッテリー, Android 充電 できない, Android 画面割れ, スマホ修理 川崎, nova 修理, ドック修理,
こんにちは!スマホ修理工房川崎日航店です(^○^)
いつも修理ブログをご観覧いただき誠にありがとうございます!!
前回はSAMSUMG Galaxyの3機種分解工程をお届けしました。
まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください!
→ 【Galaxy修理分解3連発】Androidスマホ画面交換&バッテリー交換
さて今回は、それぞれ違うメーカーのAndroidスマホの修理工程解説3連発をやっていきたいと思います!
今回のラインナップはこちらです!
目次(項目クリック or タップで飛べます!)
- 1. HUAWEI nova lite3 画面割れでフロントパネル交換
- 2. SONY Xperia XZ 充電できない症状でドック交換
- 3. SHARP AQUOS R3 バッテリー膨張でバッテリー交換
HUAWEI nova lite3 フロントパネル交換
症状:画面割れ
お預かり時はこんな状態。
画面全域にヒビが入ってスワイプしたものなら秒で指を切ってしまいそうです…
THE・ガラス割れの症状です。早速分解していきましょう!
こちらの機種は少し変わった構造で、バックパネルと本体が「ツメ」で合わさっています。
Androidスマホのほとんどの機種はバックパネルが強力な粘着で合わさっていますが、その粘着がありません。
薄いヘラを差し込んでパキパキとツメを外して分解します。
なお、指紋認証ケーブルで繋がっているので基盤にかぶさる金属ブラケットを外し、指紋認証ケーブルコネクタを外します。
画面のケーブルがバッテリーの下にいるため、バッテリーを外さなくてはなりません。
バッテリーは強力な粘着で貼り付いているので、アルコールで粘着を弱めながらジワジワとはがしていきます。
はがれたら画面のケーブル、コネクタを外します!
続いて画面をはがす作業です。
今回のお客様は以前にも当店で画面交換されたとのことで、確かに互換パネルがついていました。
互換パネルにはパネル裏にスタンプが押されているのですぐに分かります!
写真ではちょっと分かりづらいかもしれませんが、青いスタンプが3つ押してあります。
完全に画面をつける前に「仮付け」タイムです!
前面タッチが効くか、白飛びはないか、液晶不良はないか、ゴーストタッチは起きないかなどなどチェック。
問題なければ逆の工程で組み上げます!
無事、何の問題もなく組み上げ完了しました!
画面が後から浮いてこないように最低2時間程度はクランプと呼ばれる専用のクリップではさんで圧着します。
SONY Xperia XZ ドック交換
症状:充電できない
こちらの機種はドック以外にもバッテリー交換や画面割れなどでよく修理にお越しいただいています。
構造自体は比較的シンプルなのですが、厄介なのが「画面から分解する」こと。
Androidスマホのほとんどはバックパネルから分解を始めるのですが、画面から開けるタイプは細心の注意を払っていても液晶不良が起きやすいというリスクがあります。
それを知っているので、「トランプなどの厚紙を1mmしか差し込まない意気込み」で、熱で粘着を弱めながら慎重に、慎重に、これでもかというくらい慎重にゆっくり分解しています。
ここまでくればこっちのもの。画面のケーブルを外します!
画面を取るとこのような構造になっています。
Androidスマホでよく見る、バックパネル外すとバッテリーがお目見えパターンとは異なり、ヒートシンクプレートで覆われています。
ネジを外してヒートシンクプレートを外します!
バッテリーがヒートシンクプレートにくっついているので一緒に外せます。
これは何気にすごくありがたい構造です。(楽)
いよいよドックのパーツを外す工程です。
写真のとおり、ケーブル差込口のパーツのほかに3つのケーブルがセットになっています。
- ・左にある緑色のサブ基盤にラッチでついているケーブル
- ・真ん中のは画面のコネクタの差込口
- ・右にあるのが充電ケーブルの差込口=ドック
プラスチックパーツとサブ基盤をとめているネジ、サブ基盤のアンテナを外し、サブ基盤を持ち上げる。
サブ基盤のラッチを外し、ドック部分を引き抜く。
という作業をすると、このように取り外せます!
新しいドックのパーツをつけて動作チェック中。
無事にドック部分が反応して蓄電できています!(ホッ…)
あとは逆の手順で組み上げます。
懸念していた液晶不良も起きず、バッチリ充電できるようになりました!
SHARP AQUOS R3 バッテリー交換
症状:バッテリー膨張
お預かり時はこんな感じ。
今回パーツを受注発注したのですが、受注時は画面は浮いていなかったのですが、修理当日にはバッテリー膨張が悪化してバックパネル・画面どちらも浮いてきてしまっていました。
定番のバックパネルから分解します。
こちらの機種は指紋認証ケーブルで繋がっていたりもせず、シンプルな構造です。
上部にブラケットが被せてあるので、ねじ止めを外して取り除きます。
見えているのがこの機種のメイン基盤ですね。
バッテリーのコネクタを外します。
充電コイルを外せばよりバッテリーをはがしやすいですが、今回は直接バッテリーのみを外しました。
なかなか強力な粘着でついていたので、膨張したバッテリーにダメージを与えないように慎重にアルコールで粘着を弱めながらはがしました。
動作チェックも問題なく、逆の手順で組み上げました。
AQUOS R、AQUOS R2、AQUOS R3のバッテリー膨張修理がここ最近で急増しています!
構造はどれもよく似ていて比較的シンプル。
とはいえ精密機器ですので細心の注意を払って分解しています。
さて、今回はいかがでしたでしょうか?
前回も記述しましたが、
Androidスマホの画面交換は、画面だけポイッと外して新しいのにできるわけではありません。
作業には時間とスキルを要します。
iPhoneとは違って修理後の圧着の時間も必要になるため、長めの修理時間をいただいております。ご理解の程お願いいたします!
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皆様のご利用を心よりお待ちいたしております(^^)v
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