【Galaxy修理分解3連発】Androidスマホ画面交換&バッテリー交換スマホ修理工房
[カテゴリ絞り込み]:
【Galaxy修理分解3連発】Androidスマホ画面交換&バッテリー交換2021-09-24 [投稿店舗]:スマホ修理工房 川崎日航店 修理日記, Galaxy, galaxy note8, ギャラクシー修理, ギャラクシー バッテリー交換, ギャラクシー 画面割れ, Galaxy S20 5G, Galaxy A51 5G, Galaxy 分解,
こんにちは!スマホ修理工房川崎日航店でございます(^O^)
先日iPhone13シリーズの発表があり、Apple信者は年に一度の盛り上がりを見せています!
毎年買い替えているユーザーにとっては一大イベントです。
当店もかつてはiPhone修理がメインでした。その理由はユーザー数が多く修理にいらっしゃる方の大半がiPhoneだったから。
ですがここ1年では状況が一変。iPhone6割、Android4割と半々に近づいてきました!
中でも最近増えているのがSAMSUNG Galaxyの修理。
画面割れに液晶不良、完全にブラックアウトして映らない端末の画面交換修理、単純に電池持ちが悪い症状やバッテリー膨張でのバッテリー交換など。
という事で、ここ数日だけで3台修理したのでそれぞれ分解工程をご紹介させていただきます!
機種ごとに中身の構造と分解方法が違うので、見比べていただけたら幸いです!
目次(機種名クリック or タップで飛べます!)
- 1. Galaxy Note8
- 2. Galaxy S20 5G
- 3. Galaxy A51 5G
Galaxy Note8 バッテリー交換
症状:バッテリー膨張
膨張により、こんな感じでバックパネルが自然と開いています。
バックパネルから分解します。
指紋認証ケーブルなどはありませんが、カメラなど傷つけないようトランプなどの厚紙で粘着を切るように開けていきます。
ネジを外し、メイン基盤にかぶさるプラスチック製のブラケットを取り除くと、バッテリーのコネクタがお目見え。
コネクタを外すにしても、コネクタ周りの金属に触れないよう慎重にプラスチックヘラで持ち上げて外します。
これでバッテリーが外せるのですが、膨張したバッテリーはちょっとした衝撃で穴が開きやすくとても危険。
極力触らない意識で、アルコールなどで粘着を弱めてふんわりと持ち上げて取り外します。
新しいバッテリーを仮付し、充電できるかチェック。動作にも問題なければ逆の手順で組み上げます!
完了後はグリップで粘着テープを圧着して数時間おき、しっかり圧着します!修理完了!
Galaxy S20 5G
症状:一部画面割れ&タッチ効かない
修理前はこのようにタッチをしても全く反応がありません。
こちらの機種もバックパネルから分解します。
Galaxyは特に、他のメーカーのスマホよりも粘着が中央部までがっつりついている印象があります。
粘着が強い場所を特定したら、トランプを差し込んで粘着を切るようなイメージで開けていきます。
前回同様、メイン基盤にかぶさるブラケットを外します。
すると、バッテリーのコネクタ、さらにはサブ基盤からメイン基盤に伸びるケーブル、フロントパネルのケーブルがお目見えします。
それぞれのコネクタを外します。
こちらの機種だとフロントパネルのケーブルはサブ基盤のスキマからメイン基盤に伸びているようです。
フロントパネルのケーブルはバッテリーの下に居る場合が多く、その場合バッテリーを外す工程が発生するのですが今回は大丈夫!
サブ基盤のブラケットを外すと、フロントパネルのケーブルの通り口が見えました。
(写真にちょっと写っていますが、今回も勢いに乗って外す必要もないバッテリーも外してしまいました。笑)
お次は裏返して割れパネルを剥がしていきます。
これがなかなかのクセモノで、ギャラクシーのパネルは大抵「画面全域超強力な粘着」でくっついています…
元の画面は壊すの前提で、根気強く画面を割りながら剥がしていきます。
これが一番の苦労ポイントです…
画面を仮付してみてタッチ感度、ゴーストタッチが起きないかなどをチェック。
問題なければ逆の手順で組み上げます!
画面交換の場合は画面と本体の圧着、本体とバックパネルの圧着、その両方が必須なのでこれまたグリップでしっかり数時間止めておきます。
Galaxy A51 5G
症状:画面割れ&液晶不良+タッチがほぼ効かない
修理前はピーっとしっかりと太い縦線で液晶不良が出ています。
タッチもほとんど効かないので、電話がかかってきたとしても出られないというカオスな状況。
恒例のバックパネルからの分解です。
こちらもかなりの粘着力で貼り付いているので、粘着の強い部分は集中攻撃で粘着を切り裂きつつ、慎重に開けていきます。
こちらも先程同様、フロントパネルのケーブルはサブ基盤のスキマから伸びていました。
メイン基盤のブラケットを外してバッテリーのコネクタをオフ。
サブ基盤のブラケットを外してフロントパネルのケーブルの通り口を見つけます。
さて、お約束の魔の画面剥がしのお時間です…
いや…これは大変でした…。今年イチ粘着ひどかったんじゃないかというレベルで全く剥がれず、1時間苦戦して画面をはがしました。
元々そこまで割れていなかったフロントパネルですが、ヘラを差し込むスキマすらなく、全壊する覚悟で端っこを割りながら、熱で温めながら…、とにかく色々やりながらほぼ気合で外しました。これは分解スキルよりも気合の作業でした。笑
あれだけ気合で画面を剥がしたからもはや壊れていてもおかしくない…と思いながらドキドキで画面を仮付。
…無事、ちゃんとつきました!(Galaxyって意外と丈夫なんじゃないか説を唱えました。笑)
あとは逆の手順で組み上げてグリップで圧着。
この機種は画面剥がしが本当にキツかったです。ギャラクシーの画面交換は比較的厄介なのが多いですが、こういうところで厄介なのが、厄介です。(語彙力なくてすみません!)
さて、いかがでしたでしょうか?
Androidスマホの画面交換は、画面だけポイッと外して新しいのにできるわけではありません。
作業する時間とスキル、気合も要する分解修理です。
こんなことして交換してるんだ〜、とお分かりいただけましたら幸いです!
また他の機種の分解工程もアップできればと思います!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
■こちらの記事もおすすめ!