【Android修理】Xperia XZ Premium バッテリー交換/ドック交換/画面交換スマホ修理工房
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【Android修理】Xperia XZ Premium バッテリー交換/ドック交換/画面交換2022-02-10 [投稿店舗]:スマホ修理工房 川崎日航店 修理日記, Xperia, バッテリー交換, Xperia 修理, Android修理, Xperia XZ Premium 修理, ドック交換, Android修理 国分寺,
こんにちは!スマホ修理工房 川崎日航店でございます♩
立春を過ぎ、季節は春となりましたが本日2月中旬、雪の予報と厳しい寒さとなっております…
雪が降る前の雨がとても冷たく、空気が最高に冷たいです…!((((;゚Д゚)))))))
そんな中、2月に入ってからもAndroidスマホ修理をたくさんお預かりしています!
この時期は水没などは比較的少ないものの、季節を問わずバッテリー交換をはじめ、画面割れや液晶不良で画面交換、ケーブル挿しても充電できなくなってドック交換など、パーツ交換をご希望でお困りのお客様がご来店されます。
基本的にパーツが入手できれば修理が可能です。
ガラケーやあまりにも古いスマートフォン、メーカーによって互換性のパーツが製造されていない場合などを覗き、起動はするけどパーツが壊れているせいで使用ができない…!という場合はまずご相談ください!
さて、今回はSONY製スマホ Xperia XZ Premium の修理工程をご紹介いたします!
今回は画面とバッテリーを交換したのですが、画面を交換するには全分解しないといけません。
その過程には充電ドックのパーツも外しますので、つまり、、、
この記事を最後まで読むと、Xperia XZ Premiumの以下の修理スキルを獲得できます…!
- ・バッテリー交換
- ・充電ドック交換
- ・画面交換修理
よく、画面ポイっと外してポイっとつけて、みたいなイメージで「画面割れちゃったんですけど交換できますかぁ〜?」と、お尋ねいただきますが、最後まで読むと、「画面は気軽に壊してはいけない、簡単に交換できないもの」というイメージが植え付けられる事となります(!!?)
ぜひ、深い深い修理の沼にはまっていただけましたら幸いです!
■目次(項目クリック or タップで飛べます!)
Xperia XZ Premium バッテリー交換 / 充電ドック交換 / 画面交換 修理工程
バックパネルを剥がします。
この機種のバックパネルは割と細くて弱い粘着が使用されているため、粘着が強くてなかなか開かない!というような事はありません。
なんて抜かしながら油断して割ってしまわないように、ドライヤーの熱で温めながらトランプなどの厚紙を差し込んで分解します。
続いて黒いプラスチックのブラケットについているねじ止めを何箇所も外し、基盤が見える状態まで持っていきます。
ブラケットの他にもバッテリーの上に貼り付いている部品なんかも断線させないように、プラスチックヘラにアルコールをつけるなどして優しく剥がしていきます。
はい、基盤を外しました!
要注意なのは、事前にSDカードトレーとsimトレーを抜いておかないといけません。
抜かずにそのまま基盤を持ち上げようとしても、引っかかって変な感じになって焦ることになります…
それから、基盤にも何箇所かねじ止めされているところがあるのでそれもくまなくチェックして全部外します!
基盤には各パーツのコネクタやアンテナ、カメラなどのパーツがついているので邪魔になるものは全て外して基盤を持ち上げます。
向かって右側には一見SDカードトレーのようなひっかかる場所があるのですが、これはそのまま基盤を左にスライドさせて抜き取るような感じになります。
バッテリー交換
バッテリー外れました!
バッテリーの右側、基盤の下部分に二箇所粘着テープの持ち手があるので、それをうまいこと切らないように伸ばして外します。
Xperiaのバッテリーの粘着テープは材質がよわよわなので、そのまま持ち手を引っ張るとあっという間に切れてしまいます。
一番面倒臭くない方法は、最初から持ち手部分をピンセットでつかんでクルクルと手前に巻いて、ジワジワとひっぱることです。
バッテリー交換だけなら、変な話基盤を外さずに粘着テープを無視してパワープレイでバッテリーを外すことも可能ですが、バッテリーの裏面にはフロントパネルがあるので液晶不良が起きたり、それなりのリスクを伴います。
どっちを取るかみたいな話になりますが、いっそのこと基盤を外した方が楽に作業できるかと思います。
バッテリーの上に貼ってあるコイルも慎重に剥がして使いますよ〜
続いて下部を分解していきます。
ここにはドックやスピーカー、バイブなどが存在しています。
繊細な構造のコネクタやアンテナやあるので、それを慎重に抜いてバラバラにしていきます。
ドック交換
これで充電ドック部分が外れました!
ドック交換であればここで新しいパーツをつけて逆の手順で組み立てる、、はずなのですが、XZ Premiumのドック部分はコネクタの押し込みが以上に弱く、新しいパーツに交換しただけでは押し込み力が足らずにうまくいきません。
金属を小さく切ったものなどを用意して、それをドックのコネクタ部分に載せて、ブラケットで上から押しつけて押し込み力を強くなんとか調整しなければいけません。
修理後もまた押し込みが弱くなる可能性、金属で補強するためバックパネルがうまくはまらない、浮いてくるなどリスキーな修理となるため、修理してまた何年も使いたいという方にはあまりオススメできない修理だったりもします。
表現が難しいので、ご検討の方は一度お問い合わせください!
赤◯をつけたところにあるのが画面のコネクタです!これでやっと画面を剥がす作業に漕ぎ付けられました!
画面交換
画面もはがれました!
画面もバックパネルと同じように比較的細くて弱い粘着テープで貼り付いているので、この作業はそこまで大変ではありません。
ドライヤーの熱を加えてトランプなどの厚紙で切り裂いて剥がします。
もうバラバラでなんのこっちゃ…という状況になりました。こうなると元に戻せた時の達成感があるパターンです。
新しい画面のパーツに初期不良がないかどうか、仮付の状態でチェックします。
今回は問題なく動いていますので、元の手順で組み立てていきます!
無事組み上げまで完了しました!
かなりの作業量なので、慣れていないとかなり苦戦します。
無事に画面もキレイになり、バッテリーも充電効率が上がり、何よりの結果となりました!
いかがでしたでしょうか?
Androidスマホの修理は機種によりますが、バッテリーひとつ交換するのにも技術とそれなりの時間を要します。
こういった分解工程がもっと深く浸透してくれたら嬉しいです。
今回も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました!
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