Zenfone5Z(620KL) ガラス割れ修理(フロントパネル交換)スマホ修理工房
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Zenfone5Z(620KL) ガラス割れ修理(フロントパネル交換)2021-06-30 [投稿店舗]:スマホ修理工房 川崎日航店 修理日記, 画面交換, スマホ修理, フロントパネル交換, Zenfone5Z, 620KL, ガラス割れ修理,
こんにちは!スマホ修理工房川崎日航店です!
更新に間が空いてしまいましたが、絶賛Androidスマホ修理承っておりますよー!
さて、今回は修理の様子をご紹介させていただきます!
修理中に極力写真を取り残しておいたので、どうやって分解していくのか、一体何をしている様子なのか、一緒に見ていきましょう(^^)v
今回修理でお預かりしたのはこちらのAndroidスマホです。
ASUS Zenfone5Z(620KL)です!
症状は画面割れで、液晶不良は出ていないものの、主に上部のガラスが割れてポロポロ崩れ落ちてくるような状態です。
この場合、フロントパネル交換修理というかたちで受付させていただきます!
余談ですが、例えばガラスが割れて液晶不良が出ている場合でも同様の扱いとなります。
ほとんどのスマートフォンはガラスと液晶が一体化の構造なため、当店で仕入れるパーツももちろんその互換品。
たま〜にご質問いただくのが、「液晶は全然平気だからガラスだけ交換してくれないの?」
これはフロントパネルの構造上ガラスだけ、液晶だけ取り外して取り付けというのはできないので物理的に不可能です。
ガラスと液晶が一体化になっているパーツについているコネクタ(基盤についている受け口にはめる部分)もひとつ。
このコネクタが正しくはまった状態で初めてガラスと液晶を基盤が感知して、タッチが効くようになって、ディスプレイに表示されるようになります!
語り出せば長くなってしまいそうです(^^;;
早速分解工程を見ていきましょう!
ASUS Zenfone5Z(620KL) フロントパネル交換修理 分解工程
まず開ける
こちらの機種はバックパネルから開けていきます。
このスマホに限った事ではないですが、強力な粘着テープでバックパネルと本体がとまっていますので、熱やアルコールで粘着を弱めつつ、中のパーツを傷つけないように紙などで慎重に開けていきます。
バックパネル側に指紋認証がついている機種もたくさんあります。
開ける際に指紋認証のケーブルを切らないように、事前に分解後の写真を確認してどこにあるのか確認しておきます。
この機種は左上あたりにありますね!細いケーブルがバックパネルと本体に繋がっているのが分かると思います!
ネジを外す
続いてこのケーブルを外すため、基盤をカバーしているブラケット(プラスチックのパーツ)のねじ止めを外していきます。
ブラケットを外すとメイン基盤が見えました。これが人間でいう脳みその部分です。
この端末の場合、下にサブ基盤がいるようですね。
基盤がひとつの構造であれば上と下の基盤を繋ぐケーブルはありませんが、こんな感じでバッテリーが真ん中についている構造だとバッテリーにまたがって2つの基盤を繋げるかたちになっています。
コネクタ・バッテリーを外す
まず一番初めに外すのがバッテリーのコネクタ。通電をブロックします。
バッテリーのコネクタを外さずに作業を始めてしまうとショートしたり、パーツ不良を引き起こしたりする恐れがあります。
次にバッテリーの上に乗っているメイン基板とサブ基板を繋ぐケーブルのコネクタを外し、バッテリー本体を外します。
この機種はないですが、バッテリーにNFC(おさいふケータイの機能)の薄いパーツが貼り付いていることがあり、これがあるとかなり薄くて剥がす時に断線しやすいので要注意です!
パネルをはがす・外す
それから今日の主役、フロントパネルのコネクタも外しますよ!
構造上、フロントパネルのケーブルの上にバッテリーが乗っているので、バッテリーを外さないとフロントパネルのケーブルが動かないんです。よくある構造なのですが、非常に厄介です…
これでやっと割れたフロントパネルを外せます!
…といっても本体と接着されているのでこれまた熱で粘着を弱めつつ、紙で分断していきます。
はい!割れパネルを取り外せました!
パネルの後ろはこんな感じになっているんですね〜、ケーブルを通すための穴が開いていて、そこに通して基盤まで持っていく感じです。
あとはこの工程の反対で新しいパネルを取り付けていけばOK!
新しいパネルに不良がないか、仮付して動作チェックをし、問題なければ組み上げていきます!
これだけバラバラにしていくと何かのタイミングで何かが壊れていないか心配になりますが、今回も無事に修理完了となりました!(ホッ…)
圧着する
フロントパネルと本体の両面テープ、本体とバックパネルの両面テープを圧着させないと浮いてきてしまいますのでしっかり挟んで数時間置きます。
基本的にお客様がお戻りになるまでこの状態で待機、という感じですね。
最終動作チェックも問題なく、無事キレイに治りました!
フロントパネル交換の場合は、以下のような動作チェックを行います。
- 全面タッチが効くか
- 液晶不良や白飛びなどないか
- 念のため、カメラや充電ポートの不具合がないか
お使いのスマートフォンもパーツがお取り寄せできれば修理可能です!
画面割れやバッテリー交換のご依頼は、スマホ修理工房川崎日航店へ!皆様のご来店お待ちいたしております!
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました!